犬も考える力が必要
ひとつ屋根の下で共に暮らすだけでは、足りないものが出てきます。
飼い主がひと手間かけることで犬との暮らしが数段豊かになります。 コマンド(声の指示)などを身につけることを通して、成功すればたくさん褒めてもらえるという経験を積み重ねていきましょう。
そして、「褒める」という行為はとても重要です。
犬は飼い主が望む行為についてどうしたらいいのかと考えるようになります。
信号待ちをしている飼い主と犬がいます。 犬は指示を与えられていません。 でも、犬はそっと飼い主のそばで座りました。 飼い主はそれを見て、「よくできた!」と声をかけました。
この状況は犬が考えた末の行動かもしれません。 指示はないけど、ここは座るほうが良さそうだと判断したわけです。 飼い主との協調性を伸ばすことで、お互いの絆がさらに深まっていきます。